こんにちは。
地下鉄東山線の藤が丘駅から徒歩15分、バス停｢西本地ケ原｣から徒歩5分、バス停｢黒石｣のすぐ前にある、みどりのおかのこども歯科です。

舌の使い方や眠り方などのクセは、歯並びやかみ合わせと深い関わりがあります。
今回は、歯並びやかみ合わせに影響するクセについてお話します。

何気ないクセでも、毎日繰り返すうちに歯並びやかみ合わせを悪くしてしまうことがあります。
特にお子様は骨が柔らかく、歯並びやかみ合わせが大人よりも変わりやすいものです。悪いクセには早めに気づいてあげましょう。

気をつけたいクセの中でも代表的なものは次のものです。

• 指しゃぶり

指しゃぶりを続けていると、上下の前歯にすき間ができて噛み合わなくなったり、出っ歯になりやすくなります。
爪を噛む、鉛筆をかじるといった癖も同じように影響を与えてしまいます。

• 口呼吸

お口をポカンと開けているクセがあると、出っ歯や歯並びが狭くなることがあります。慢性鼻炎やアデノイドなどの病気が隠れていることもありますので、お早めにご相談ください。

• 舌で前歯を押す

舌で前歯を押すクセは｢舌突出癖｣｢異常嚥下癖｣とも呼ばれていて、歯並びやかみ合わせに悪い影響を与えることで知られています。このクセを続けていると出っ歯や上下の前歯にすき間ができてしまいます。

• 唇を噛む・吸う

唇を噛んだり吸ったりするクセを続けていると、出っ歯などになりやすくなります。

• 頬杖をつく

よく頬杖をつくクセがあると、かみ合わせが深くなったりかみ合わせがずれやすくなります。

• うつぶせ寝や横向き寝

うつぶせ寝や横向け寝を続けていると、眠っている間、頭の重さが顎や歯にかかってしまいます。そのため歯が内側に押し込まれたり、顎の位置がずれやすくなります。

唇を噛む、指しゃぶり、爪を噛むなどのクセは無意識にやっていることがほとんどです。お子様がやっているのを見つけたら、優しく伝えて止めてあげましょう。
あお向け寝、横向け寝も上を向いて寝られるように習慣づけていきたいですね。
また、口呼吸が続いている場合は、鼻などにトラブルがある可能性があるので、早めの診察をおすすめいたします。

みどりのおかのこども歯科では、お口の筋機能を考え、歯並びやかみ合わせに影響するクセを改善するためのトレーニングをお伝えしています。
ご一緒にお子様のクセを直して、いい歯並びやかみ合わせの育成に取り組んでいきましょう。